行政書士試験では大半のが半年間以上の長期間に渡り学習を続けることになります。
このような長期間の学習の中では、どうしてもモチベーションや、やる気が低下してくる時期が出てくるのがむしろ普通のことです。
学習不足で挫折してしまう原因の多くが「やる気が出ない」、「モチベーションを維持できない」という悩みからくるものですから、このことに対する対策もあらかじめ考えておく必要があるでしょう。
モチベーションが下がる原因を考える
モチベーションが下がる原因はさまざまです。
ここからは、主な原因別に対策を考えてみましょう。
自分のやっている勉強に意味があるのか疑問が出てくる
人間、意味の無い作業を延々と行うことほど苦痛なことはありません。
いわゆる「賽の河原」状態です(笑)
行政書士試験で言えば、
いくら学習しても問題が解けるようにならず、自分が成長している実感が無い
はいった状態が当てはまるでしょう。
このような場合には、そもそも行政書士試験に限らず資格試験の学習ではそのような状態が一度は訪れるものだということを理解する必要があります。
これは「プラトー(高原現象)」と呼ばれる状態であり、あるレベルまでは上達のスピードは早いものの、一定のレベルに差しかかるとどんなに勉強してもほとんど模試などの点数が伸びない時期がきます。
それでも、諦めずに学習を続けることで間違いなく実力は向上していくので、再び結果がついてくる時期が訪れます。
対策としては、日々「今日は自分はやるべきことをやった。」という達成感を味わうために、学習記録をつけることが有効でしょう。
学習した科目、ページ数、時間数などを専用のノートに記録していくことで、例え目に見える実力の向上がなくとも、「着実に学習を積み重ねている。」という実感を得られます。。
侮れない「飽き」の存在
勉強に飽きるなんて、行政書士試験に挑戦する資格無し!といいたいところですが、管理人も含めどんな人間でも単調な学習を続けていれば飽きが出てくるのは防ぎようもありません。
このような場合には、まさにその「単調さ」自体が原因なのですから、学習に「変化」
をつけることが効果的です。
- 1日に複数科目を勉強するスケジュールを立て、学習内容に変化をつける
- いつもと違う勉強場所を作り、学習環境に変化をつける
- テキストを読む学習、講義を視聴する学習、問題を解く学習を1日の中にバランス良く組み込み学習方法に変化をつける
などの方法が考えられます。
自分を追い込んでやる気に火をつける
状況や性格によりけりですが、
- 合格するまで○○(お酒、買い物、旅行など)を我慢する
- 周りの人間に「絶対合格宣言」をして逃げ道を無くす
- 再チャレンジの場合には不合格通知を机から見えるところに貼り屈辱を忘れない
など、期間限定である意味無理やりモチベーションを高める方法もあります。
このあたりの方法は各々の状況によって効果もさまざまなので、自分なりの工夫が必要でしょう。
行政書士試験はモチベーションの維持決め手!まとめ
ここまで行政書士試験に役に立ちそうなモチベーション維持法をいくつか見てきました。
ここで紹介したような方法以外にも、今ではSNS等で学習仲間を見つけ刺激を受けたり、ブログで学習状況を公開したりと、合格者はさまざまなモチベーション維持のため工夫をしています。
各資格スクールのWEBサイトで見れる「合格体験期」などにも参考となるようなやり方が沢山紹介されているので、勉強の息抜きがてら覗いてみるのもいいかれしれませんね!